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岡崎 大
管理者
その他
プロフィール
登録日: 2025年4月30日
記事 (3)
2025年12月12日 ∙ 9 分
ナチスを支えたアメリカ巨大企業②「フォードモーターカンパニー」とヘンリー・フォード
フォード・モーター・カンパニーは1903年6月、アメリカ・ミシガン州ディアボーンにて、機械技術者だったヘンリー・フォードによって設立されました。今ではGMやクライスラーと並ぶ「ビッグスリー」の一角として、世界の自動車産業を牽引する企業です。 日本で「トヨタ」や「ホンダ」と言えば、誰もが知っている自動車メーカーですが、それと同じように、アメリカでは「フォード」と言えば、誰もがすぐに思い浮かべる存在です。フォードという名前に首をかしげるアメリカ人は、まずいないと言ってもいいでしょう。 さて、フォードが世に送り出した「T型フォード」は、1908年に生産が始まりました。当時、自動車は富裕層のための高級品であり、庶民には手が届かないものでした。しかし、フォードはこのT型を大量生産することで価格を大幅に下げ、一般の人々でも購入できるようにしたのです。 この戦略は見事に成功し、T型フォードは1927年の生産終了までに1500万台以上が製造されました。アメリカでは、自動車のことを「フォード」と呼ぶ人もいたほどで、その普及ぶりは社会現象と呼べるものでした。...
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2025年11月12日 ∙ 8 分
ナチスを支えたアメリカ巨大企業① 「スタンダードオイル 」
1939年9月1日、ドイツはポーランドに侵攻しわずか1か月でほぼ一方的な勝利をおさめました。そして1940年5月10日にはフランスに侵攻し、わずか40日足らずでフランスを降伏させ、イギリス軍を壊滅させました。 更に1941年6月22日には、超大国ソ連へ侵攻を開始し、同年12月11日には日米開戦に呼応する形で、アメリカに宣戦布告しました。 第二次世界大戦下のドイツは、人口七千万人、世界第三位の工業国であり、第一次世界大戦の敗戦により制限されていた軍備も、1935年のナチス・ドイツによるヴェルサイユ条約破棄によって拡張されてはいましたが、イギリスとフランス、そしてソ連やアメリカを相手に、一時は優勢に戦うほどの軍事力を一体どうやってほぼ一国で賄っていたのでしょうか? 実はそこには、第三の枢軸同盟ともいうべき存在がいました。 それは、ナチス・ドイツに協力したアメリカの巨大企業、「アメリカン・アクシズ」企業たちでした。 のちに、彼らの存在なくしては、ナチスの戦争遂行は不可能であったといわしめた、第三の枢軸同盟「アメリカン・アクシズ」企業とは、いったいどのようなものであったのでしょう? ...
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2025年10月16日 ∙ 7 分
ーアクシズ・パワーズの形成ー
第二次世界大戦について、私たちは学校教育やメディアを通じて、「第二次世界大戦=正義と悪の戦い」という構図を自然と受け入れてきました。 アメリカやイギリスなどの連合国が自由と民主主義を守る善であり、ドイツ、イタリア、日本などの枢軸国がそれに対抗する悪であった…そんな印象を持たれている方も多いのではないでしょうか。 ですが、実際の歴史はもっと複雑で、多面的です。 まずは、枢軸国と連合国の構成について見てみましょう。枢軸国と聞くと、ドイツ・イタリア・日本の三国が中心だと思われがちですが、実はそれだけではありません。 フィンランド、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、タイなども枢軸側に立っていましたし、満洲国や南京政府、蒙古聯合、ビルマ、フィリピン、ベトナム、カンボジア、ラオス、さらにはビシー政権下のフランス、ギリシャ、スロバキア、クロアチア、アルバニア、セルビア、モンテネグロなども関与していたんです。 特に1941年の独ソ戦では、ソ連に対してドイツだけでなく、イタリア、ルーマニア、フィンランド、ハンガリー、スロバキア、クロアチア、さらにはスペインやフランスの支援も加わり、まさに多...
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